(1)「政治検定」につきまして、プレゼンさせていただきます、水野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介でございますが、1946年生まれ。昨年、古希を迎えました。津西に36年住んでいます。 



(2)家族にできっこないと言われながら会社を立ち上げ、インターネットを覚えるために、絹製品と九谷焼のオンラインショップを開いて、19年目になります。

オンラインでは他にオリジナルのカラスネットも販売していますが、グッドデザイン賞の最終審査に残った自慢品でございます。

これはゴミステーションで畳まれないで散乱しているカラスネットを見て、鎌倉の街角を美しくしたいと思い立ち、クルクルと畳めるように工夫しました。

東京では墨田区さんから、地方では自治会さんからご注文を頂いております。


このように全国のお客様を相手にしていますと、鎌倉というだけで信用されますので、とても感謝しています。

他の活動として、以前に市役所の方とのお話し会で、鎌倉市におけるエネルギーの地産地消についてはどのように考えておられますか、という質問をしたことがあります。

お答えは「私たちが決めていいのですか」でした。
ああ、そうなのです。考えるのは市民側なんです。

このように人任せにし、政治を身近に感じていないわれわれ一般人には、そこでもっと政治知識を増やし、関心を高めることができる「政治検定」なるものが必要なのではないかと気づきました。



 (3)そして、なぜ政治検定かと言いますと、私の問題意識として、ともかく昨今の議員さんたちも、勉強不足で国民をないがしろにした言動が多すぎると感じています。

市民側では、低い選挙の投票率でわかるように、無関心やどうせという投げやりな受け止め方が蔓延しているようにも感じます。

選挙は民主主義の命綱であり、投票は大人の義務であり大切な権利です。

そこで議員と市民をつなぐために、政治検定を考えました。


 (4)その「政治検定」で期待したいことですが、議員さんたちには、教養を高め、市民から遊離しない政策立案の虎の巻になる。選挙の時には、政検合格を経歴やポスターに印刷できる。

反対に、市民たちは、政検合格を持っていない立候補は、もしかして市民の声に耳を傾けていないのではという判断基準の役に立ちます。

そして町の課題を集め、問題づくりに関わることによって、政治がジブンゴトとなる(市民参加)。

例えば、鎌倉市の場合、梶原の野村総研の広大な跡地が放って置かれたままですが、ここは多くの利用価値があり、きっとイメージも限りなく膨らみ、良い問題が作れるのではないかと期待しています。



(5) そして「政治検定」の実現に向けて、今はこのように考えています。

対象は、現職の議員さん・立候補予定の方。Webテスト(オンライン)を使っての実施。

政治学、憲法・条例など議員として知っておくべき基礎知識は、専門家にお任せするとして、地域問題は市民こぞってのワークショップで作り上げる。

将来的には、3Q2Q1Qへと進めていきたいと思っています。



 (6)最初の「政治検定」は、この4月の鎌倉市議選で当選なさる市議さんたちに、受けていただきたい。

合わせて、このような政治検定に関心を持っていただき、スタッフとして参加してもいいかなと思っていただけましたら、ぜひ手を上げていただきたいと思います。



  (7)ブレストテーマは「鎌倉バージョン・こんな政治検定だったら面白い!」「こういう鎌倉政治検定なら受けてみたい!」というものでございます。

楽しく斬新で、私などが思いもつかないようなアイデアを沢山お待ちしております。

ありがとうございました。